【図解】ソロYouTuber業界を徹底分析してみた~YouTube業界研究~

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最近はかっつーというYouTuberにはまってます。管理人です。

様々なジャンルの人たちが一気にYouTubeに参入し、今やYouTube業界はレッドオーシャンの超戦国時代です。

今回は、そんな混沌としたYouTube業界を、マーケティングとかでよくつかわれるポジショニングマップという手法を使って、戦略的に分析していきます。

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はじめに

ポジショニングマップって何ぞや、という方も多いと思うので、まずそれを説明しておきます

ポジショニングマップとは

ポジショニングマップは、本来、自分の商品の業界内での立ち位置を明確にするためによくつかわれる手法です。

例えば、下記の例だと文字で書くよりも図にすることで、ビール業界の状況や他の商品との関連性がわかりやすくなってると思います

https://www.profuture.co.jp/mk/column/7355から引用
ポジショニングマップの作成方法~マーケティング戦略の競合との差別化 | MarkeTRUNK
ポジショニングマップとは、競合との差別化を図り、競争優位性のある独自ポジションを導き出す際に使用される手法です。市場における各商品のポジションを、縦軸と横軸からなる2次元で表現しますので、各商品の関係性をひと目で把握できます。この記事では、ポジショニングマップの概要、およびポジショニングマップの作り…

今回は特に誰かのYouTubeチャンネルのマーケティングをしているわけではないですが、YouTubeチャンネルをこのような形で分析してみると何か見えてくるかも?と思って作成してみた次第です。

ただ、筆者はマーケティングの専門ではないので、参考程度にかるーく見てもらえたらよいかなと思います

YouTube業界のポジショニングマップ

今回は、

  • 縦軸:流行り度
  • 横軸:活動期間
  • 円の多きさ:チャンネル登録者数

ということでポジショニングマップを作ってみました。詳細は下で説明してます。

ではどうぞ

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分析結果概要

概要

分析結果は下記

①②③で筆者の主観でなんとなくジャンル分けしています。分布も大体なのであくまでイメージとして受け取ってください

■注意事項

  • 対象:登録者数200万人以上のソロのYouTubeチャンネル(日本国内向けに限る)
  • 〇の大きさはチャンネル登録者数を表す
  • 赤い丸は女性、青い丸は男性
  • 流行り指数は直近30動画の視聴回数/登録者をベースに、投稿頻度、ショート動画の有無などを考慮して独自換算
    • 投稿頻度が多いYouTuberほど安定して再生回数を稼ぐのが難しいため流行り指数を上げる。逆パターンもしかり
    • ショート動画は一般の動画と比較して再生回数を稼ぎやすいため、それらの投稿が多いチャンネルは流行り指数を下げる

分析結果詳細

詳細はこんな感じ!

■項目説明

  • 活動開始期間:動画投稿を開始した日時
  • ジャンル:そのチャンネルのジャンル(ざっくり)
  • 投稿頻度
    • 毎日投稿:5~月1更新以下:1で換算
  • 更新頻度指数
    • 毎日投稿:1.2 ~ 月1更新以下:0.1で算出
    • この更新頻度指数を視聴回数/登録者数に掛け算する
  • 流行り指数:視聴回数/登録者×投稿頻度指数
    • shortsメインのYouTuberはここから1/2

考察

いろいろぐちぐち書きましたが、今回の分析からいえる結果はこちら

①ソロYouTuberに限ると、登録者数200万人を達成した人は女性よりも男性の方が多い

②グループYouTuberに比べて、ソロYouTuberの方が200万人を達成するハードルは高い
 →2019年以降に開始したソロYouTuberで200万人を達成した人はいない
  グループだと平成フラミンゴ(312万人)、ばんばんざい(237万人)がいる。

③2018年以降に投稿開始したソロYouTuberで登録者200万人を達成した人はまだいない(はず)(が意外向け動画をメインで出しているYouTuberを除く)

では、次からはそれぞれのジャンルに分けて考察していきます。

ベテランレジェンド組

この枠に入るのは、HIKAKIN、はじめしゃちょー、タケヤキ翔、すしらーめんりく、等です。

2012~13年頃にYouTube活動を開始し、今の今まで勢いをや持ち続けているすごい人たちです。

今回、いろいろと調査していて、HIKAKINやはじめしゃちょーが、YouTubeを始めた時期、圧倒的な登録者数、再生回数、流行り度など、すべてが似ていて、間違いなく日本のYouTube業界を引っ張ってい来たということがわかりました。

その二人に隠れてしまってはいますが、タケヤキ翔もファミレスの不人気メニューを食べてみた動画を出したり、すしらーめんりくは圧倒的なスケールの実験動画など、それぞれ個性を出したチャンネルになっています。

桐崎栄二もずー---っと前からYouTube界隈で話を聞きますが、意外にも最近も数字をとっているというところでとても驚きました(失礼)
妹と一緒にshort動画を投稿しているのがメインですが、それが今の流行りにあってるのかもしれません。

東海オンエアの師匠、マホトがまだ残ってたらここにいたんだろうなあと思うと少し寂しいです

後発高安定組

この枠に入るのは、ヒカル、気まぐれクック、ジュキヤ、ゆうか(Sagawa Yuka)です。

この3人は先ほどのベテランレジェンド組と比較して後発で始めたものの、高い水準を維持しているチャンネルです。

確かに、ヒカルはHIKAKIN、はじめしゃちょーより少し遅れて開始してて、お金をふんだんに使った企画等(宝くじ100万円買ってみた、等)を行ったうえで、YouTubeを明確にビジネスとしてとらえるような風潮を作ってきた先駆けだと思います。

そのほかにも、気まぐれクックは「魚料理」、ジュキヤは「男女の性事情」、ゆうかさんは「エクササイズ、フィットネス系」にフォーカスして動画を作っています。

「好きなことを仕事に。」というYouTubeとしてのコンセプトがありますが、それにプラスして「みんなに見てもらう」ということを意識した戦略になってるのがこのグループに属するYouTuberの共通点かもしれません。

最近お休み中 等

最後は、最近動画投稿をしていないなどの理由で、最近の流行り指数が低いグループです。

数字だけ見ると、この人たちは「オワコン」「一発屋」といわれてしまいそうが、そもそも今回の掲載基準の登録者数200万人以上というのがすさまじく高い壁なのでそれだけでも十分すごいです。

木下ゆうかさんはもうずいぶん前から度重なる不祥事もあってこのくらいの再生数で推移していますが、お休みすることもなく、今もハイペースで動画を投稿しています。

そんな状況の中だと、普通の人なら動画投稿さぼってしまいそうだな、というところですが、コンスタントに動画を出し続ける木下さんは本当にプロだなと改めて感心しました。

いつかもう一回はねてくれたらいいなあと思っています。

まとめ

今回は現在のカオスなYouTube業界を図にしてわかりやすく分析してみました

自分の中での感想としては

  • HIKAKINとはじめしゃちょーはチャンネルの傾向がとても似ている
  • 比較的後発で出てきて200万人いっているYouTuberは何かしら特色を持っている
  • ソロのエンタメ系Youtuberは特色がないとだいぶ厳しい。まだグループの方が流行り
  • 木下ゆうかはすごい

こんな感じでしょうか。

皆さんも、何か感想があればどしどしコメントください(メールアドレスは不要です)
そこも踏まえて記事にできればいいなあと思ってます

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